平成19年3月12日 毎日放送ニュース(夜)


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年間労働4,000時間
「うつで解雇は無効」と提訴
― 1月の残業が340時間 ―

 <毎日放送・アナウンサー>
 法で定める労働時間の倍にあたる年間4000時間を越える長時間労働の末、うつ状態になり解雇されたとして、建設コンサルタント会社のもと社員が解雇の無効などを求める裁判をおこしました。
 提訴したのは、総合建設コンサルタント会社 建設技術研究所の社員だった30歳の男性です。
 訴えによりますと、この男性は、2001年4月から大阪本社で土木工事の計画策定などを行っていましたが、納期に追われて徹夜勤務などが続き、2002年の1年間で会社側の記録でも3565時間。実際には、法定労働時間の倍の4000時間を越える勤務をしていたということです。

 一ヶ月の残業が340時間を越えた時もあったということで、男性は体調を崩し、自宅療養と復職を繰り返しましたが、抑うつ状態と診断され、2年前に解雇されたということです。

 <原告>
 この私のおよそ4000時間のほとんどがサービス残業でした。深夜帰宅のタクシー代さえ自腹のときもありました。こんな状況は、もう、たくさんです。

 <毎日放送・アナウンサー>
 男性は、解雇の無効と損害賠償など、およそ1300万円の支払いを求めています。
 建設技術研究所は、主張は承服しかねぬもので、裁判で事実を明らかにしていきたいとしています。

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